シンガポール中心地に位置し、観光客に人気のホーカーセンター、ラオパサ(Lau Pa Sat)。ラオパサには60以上の屋台が並び、似たような料理えお提供する屋台もあるので、どの屋台へ行ったらいいのか迷ってしまいますよね。
本記事では、シンガポール在住者がラオパサのおすすめホーカー飯を10個激選し、おすすめポイントから営業時間、場所などを紹介しています。また記事の最後には、リノベーションをしてラオパサに新しくできたエリア「Food Folks」の説明もありますよ。
- 1 ラオパサ定番!サテーストリートのサテー
- 2 Seng Kee Local Delightのホッケンミー
- 3 ミシュラン掲載!Shi Hui Yuanのシンガポール・フォーファン
- 4 Qui Lianのバンミー
- 5 Fishball Noodleのフィッシュボールヌードル
- 6 シンガポール風のお茶漬け Thunder Tea Riceのティーライス
- 7 Chinese La Mianの小籠包
- 8 IPHOのラクサ風カレーチキンヌードル
- 9 Fragrance Garden Chicken Riceのチキンライス
- 10 Food Folksでデザートからお土産まで!
- 11 シンガポール定番!ラオパサで頼みたいおすすめドリンク
- 12 ラオパサのアクセス・支払い方法
- 13 まとめ
ラオパサ定番!サテーストリートのサテー
ラオパサ名別といえば、サテーストリートにならぶたくさんのサテー屋台です。こちらには全部で7つのサテー屋台が並んでおり、サテーストリート辺りはサテーの香ばしくいい香りが広がっています。
中でもおすすめなのが、こちらのBest Satayというサテー屋台。トリップアドバイザーやシンガポール・フードマップにも掲載されており、受賞歴のある大人気サテー屋台です。
平日の19:00頃に行きましたが、数人の列ができていました。サテーの焼き時間を含めて注文してから受け取るまでは30分ほどだったので、サテーを食べたい方は早めに注文しておくのがおすすめ!
上記の写真はサテーのXSセットです。チキン10本とマトン10本でSG$16(日本円約1,300円)となっており、サイドに野菜とピーナッツソースがつきます。柔らかいお肉と甘辛く味付けされたサテーは絶品!
また、ほのかな甘さが病みつきになるピーナッツソースをたっぷりつけて食べるサテーも、甘さと香ばしさが混ざって美味しかったです。
Best Satay
- 住所:Stall 7 & 8, Boon Tat St
- 営業時間:平日 19:00-1:00 | 土日 17:30-1:30
- 電話番号:91541542
またサテーストリート前の道路は、毎日19:00から解放されるのでこちらの屋外エリアで食事をすることもできます。外の方が少し涼しいため、沢山の人が集まっており、19:00前より待っている人も見かけました。
Seng Kee Local Delightのホッケンミー
ホッケンミーとは、中国の福建省(ホッケン)から伝わる料理のことで、日本でいう焼きそばのようなものです。Seng Kee Local Delightでは、このホッケンミーを彼らのシグニチャー料理として提供しています。
えび、イカ、炒り卵、もやしがたっぷり入っており、お好みでネギやライム、チリソースをトッピングできます。中でもユニークなのがホッケンミーの麺なのですが、2種類の違った麺が混ざっていて舌触りが違うので、飽きることなく完食!Seng Keeのホッケンミーは普通のサイズがSG$6(日本円で約510円)です。
Seng Kee Local Delight
- 住所:18 Raffles Quay, Singapore 048582 Stall 10
- 営業時間:毎日 8:00-22:00
- 電話番号:N/A
ミシュラン掲載!Shi Hui Yuanのシンガポール・フォーファン
Shi Hui Yuanは30年以上続くフォーファンのお店で、2016年より今までミシュランガイドに掲載され続けている大人気のホーカー屋台です。Shi Hui Yuanでは、シンガポールスタイルのフォーファンが食べられることでも有名です!
フォーファンとは、中国発祥の平手打ちのライスヌードルのことで、主にあんかけやスープ、シーフードなどと一緒に食べられることが多いそう。
こちらがお店の定番メニューの一つ、Tubby Chix(SG$5.5)です。通常のフォーファンと違ってこちらはご飯タイプなのですが、同じものを注文している人を多々見かけました!
特製のタレがかかったジューシーなチキンが絶品でした。炊き込みご飯のような味付きのご飯とトロトロの温泉卵、味が染みたしいたけもチキンとマッチして非常に美味しかったです!
上記がShi Hui Yuanのメニューです。ラオパサの店舗がフラッグシップとのことで、ホーカー屋台にも関わらずメニューの種類が豊富で本格的なので選ぶのに迷ってしまいます。
Shi Hui Yuan
- 住所:18 Raffles Quay, #23 Lau Pa Sat Stall, Singapore 048582
- 営業時間:平日 10:00-19:00 | 土日休み
- 電話番号:96195258
Qui Lianのバンミー
バンミー(Ban Mian)とは、日本で言うきしめんのような平たいツルツルの麺のことで、よくスープに入ったものか油そばのようなドライなものの2種類があります。
上記の写真はQui Lianの定番メニュー「Qui Lian Ban Mian」です。あっさりとしたスープの中には、モチモチの麺、小松菜、半熟卵、チキン、そして小魚の揚げたものが入っています。
お店では、注文が入り次第調理を始めてくれるのですが、待ち時間は6分ほどでした!この日はあまり待たずにバンミーを受け取ることができましたが、休日などは混んでいるそうです。
また、Qui Lianはシンガポール国内に2店舗ある人気のバンミー屋さんで、Paya Lebarエリアにももう1店舗展開していますよ。
Qui Lian
- 住所:18 Raffles Quay, Singapore 048582 Stall 16
- 営業時間:毎日 10:00-20:00
- 電話番号:62207397
Fishball Noodleのフィッシュボールヌードル
Fishball Noodleは1973年から続く、フィッシュボールヌードルが有名なお店です。Toa Payohにも店舗があり、こちらはランチの時間帯などに行列ができるほど!
フィッシュボールヌードルは、丸い魚のすり身の団子、もやし、ねぎ、ミンチのお肉などが入っており、スープスタイルかドライのスタイルを選ぶことができます。こちらFishball Noodleのおすすめはスープスタイルだそう!
Fishball Noodle
- 住所:18 Raffles Quay, Singapore 048582 Stall 7
- 営業時間:毎日 8:00-22:00
- 電話番号:97239566
シンガポール風のお茶漬け Thunder Tea Riceのティーライス
Thunder Tea Riceは、数々の雑誌に掲載されたり受賞歴のある有名なお店で、「ティーライス」の生みの親でもある老舗のホーカー屋台です。
ティーライスは、日本で言うお茶漬けのようなもので、ハーブの香りが独特な緑のティースープを野菜やナッツがのっているご飯にかけて食べます。また、ティーライスは風邪の症状やダイエットにも効果があると言われており、健康志向なローカルの人に大人気のホーカー飯です。ちなみに値段は、ティーライス1つSG$6.4(日本円約550円)からです。
Thunder Tea Rice
- 住所:18 Raffles Quay, Singapore 048582 Stall 25
- 営業時間:毎日 10:30-21:30
- 電話番号:97669543
- ウェブサイト:Thunder Tea Rice Home
Chinese La Mianの小籠包
ちょっとお腹が空いたときや、サイドディッシュを注文したい時におすすめなのが、Chinese La Mianの小籠包です。ラオパサにある唯一の小籠包を販売している屋台で、小籠包以外にもラーメンやジャージャー麺がメニューにあります。
Chinese La Mian
- 住所:18 Raffles Quay, Singapore 048582 Stall 63
- 営業時間:毎日 11:00-21:30
- 電話番号:N/A
IPHOのラクサ風カレーチキンヌードル
IPHOのカレーチキンヌードルは、こちらのお店の定番メニューでラクサのようなヌードル料理です。チキンカレーヌードルは1杯SG$5.9(日本円で約500円)で、一見辛そうに見えますがピリ辛程度のスープはココナッツの風味も効いていて絶品!
カレーチキンヌードル(写真左)には、ジューシーなチキン、はんぺんのような練り物、もやし、油揚げが入っています。お店で調理したチキンがたっぷりのっかっていて、お好みでチリソースなどもトッピングすることができますよ。
メニューはこちらです。IPHOは、チキンライスも有名ですが、やはりおすすめは上記でも紹介した定番メニューの「カレーチキンヌードル」です。ぜひ、IPHOに訪れた際は試してみてくださいね。
IPHOですが、平日の19:00頃に行った際には列ができており、注文するまで20分ほど並びました。注文してからは目の前で素早く調理をしてくれるので数分しか待ちませんが、人気店なので行列ができている可能性もあります…。
IPHO
- 住所:18 Raffles Quay, Singapore 048582Stall 14
- 営業時間:N/A
- 電話番号:N/A
Fragrance Garden Chicken Riceのチキンライス
シンガポールの名物といえばチキンライス。国民的にランチ、ディナー、朝ご飯にまで食べられているチキンライスですが、ラオパサにてチキンライスの専門店を見つけました。
Fragrance Garden Chicken Riceは、チキンライスを専門に販売している屋台で、夕方の時間帯には列ができているほどの人気ぶり!
スチーム(茹でてあるもの)からローストチキン、フォーファンのスタイル、ラクサのスタイルなど沢山の種類があって悩んでしまいます!お店のおすすめは定番のスチームチキンライスだそう。
Fragrance Garden Chicken Rice
- 住所:18 Raffles Quay, Singapore 048582 Stall 19
- 営業時間:毎日 10:00-22:00
- 電話番号:N/A
Food Folksでデザートからお土産まで!
Food Folksはラオパサに新しくできたエリアで、デザートを主にコーヒーなどのカフェメニュー、購入してすぐ食べられる軽食やスナックなどを売っているエリアです。
Food Folksの中はこのようになっていて、飲み物やスナックが売っているエリアの側にはゆっくり座れる席の用意もあります。
Food Folks(Cream & Cone)
- 住所:18 Raffles Quay, Singapore 048582
- 営業時間:毎日 10:00-22:00
- 電話番号:83143269
シンガポール定番!ラオパサで頼みたいおすすめドリンク
ラオパサのみでなく、シンガポール定番ドリンクとして有名なミロやコピ、ライムジュースなどを食事と一緒に注文するのはどうでしょうか?一杯SG$2.5(日本円約220円)程で売っているお店が、ラオパサ内に複数ありますよ。
また、ラオパサではアルコールの注文もでき、タイガービールなどのビールが人気です。サテーなどと一緒にビールで乾杯するのもいいですね!
ラオパサのアクセス・支払い方法
以上ラオパサのおすすめグルメを紹介しましたが、ここではラオパサへのアクセスやラオパサにある屋台での支払い方法についても詳しく紹介します。
ラオパサまでは、MRT(地下鉄)のDowntown駅から徒歩5分、Telok Ayer駅から徒歩2分です。ラオパサの入口は何箇所もあり、道路に面しているエリアも沢山のお店が並んでいるのでわかりやすいかと思います。
Boon Tat Street にサテー屋台が並ぶサテーストリートが面していて、その他の屋台やドリンクショップ、デザートショップなどがラオパサ内に散らばっています。席は沢山ありますが、屋外の席の方が涼しいためか人気でした!
ラオパサ内での支払い方法ですが、キャッシュレス決済を受け付けている店舗が多く見られました。VisaやNETSなどのクレジットカードでの支払い、Pay Nowアプリを利用した送金システムでの支払い、そしてやはり現金での支払いが可能です。
店舗によって受け付けている支払い方法が異なるそうなので、念の為現金を持ち歩くことをおすすめしますが、ラオパサ内にはATMの用意もありますよ!
まとめ
観光客に人気のホーカーセンター「ラオパサ」のおすすめホーカー飯を紹介しました。最近のリノベーションのおかげで非常に綺麗で、デザートやお酒の種類も豊富なのが特徴的なので、旅行の際に楽しく食事ができそうです!
シンガポールのローカルフードのみでなく、ピザやステーキ、日本食、韓国料理などのお店もあるので、ぜひシンガポール観光の際にはラオパサに訪れてみてくださいね。
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