「シンガポールでチキンライスやラクサなど定番どころはもう食べたことがある!あまり知られていない穴場グルメも食べてみたい!」と感じたことはありませんか?
今回は、そんなあなたにおすすめ!シンガポール在住者がおすすめする穴場グルメ&レストラン(ホーカーズ)を紹介します!
ローカルも大好き、Prawn Noodle(プロウンヌードル・プローンミー)
最初にご紹介するのは、海老の出汁が染み込んだスープが美味しい、Prawn Noodle(プロウンヌードル、またはプローンミー)です。
1度でも食べたことのある人なら、目を閉じていても「これはPrawn Noodleのスープだ!」とわかるんじゃないでしょうか。それくらい、海老の風味がしっかりしています。
そして、実はスープの隠し味には豚骨も入っているんです。様々な素材の出汁をとることが、旨味の秘訣になっているんですね~!
麺はイエローヌードルと呼ばれる麺で、見た目は日本のラーメンに近いですが、ラーメンより歯応えがあります。
具材には、このような薄切りの練り物やお店にもよりますが、鶏肉も入っていました!
肝心の海老はこんな感じ。半分にスライスされた海老が3匹(つまり海老1.5匹分)乗っていました。
実はこの日、Sliced Prawn Noodleというスライスされた海老が乗ったものをチョイス!こちらのお店だと、King Prawn Noodleを選べばスライスされていない海老が乗っています。少し食べにくくなりますが、食べ応えが欲しい方は是非!
今回行ったお店はこちら。
・住所: 78 Airport Blvd., Basement 2 78, Singapore 819666
・営業時間: 毎日 10:00-22:00
・ウェブサイト: https://www.jewelchangiairport.com/en/dine/Food-Republic.html
・料金: Sliced Prawn Noodle SG$6.50(約710円)、King Prawn Noodle SG$8.50(約930円)
観光客に一番人気のお店は以下です。アラブストリートのサルタンモスクの近くにあるのでアクセス抜群!
住所: 243 Beach Rd, #01-01, Singapore 189754
営業時間: 7:30-16:00(火曜 定休)
もちもちの麺がたまらない!Hor Fun(フォーファン)
続いてご紹介するのは、Hor Fun(フォーファン)!
こちらはBeef fried dry Hor Fun(ビーフ フライド ドライ フォーファン)です。もちっとした触感の平麺をオイスターソースに似た味のソースと卵で炒めた一品。
きし麺やほうとうとは異なり、1本1本の麺がとても短くちぎられています。
具には牛肉、もやし、ニラなどが入っていて、牛肉はとても柔らかかったです!
お好みで、サイドに添えられたチリソースと、酢漬けされたグリーンチリを混ぜてもOK。グリーンチリはけっこう辛いので、辛いのが苦手な方は混ぜずにそのまま食べることをおすすめします。
私が伺った「Good Day 好日」はかなりの人気店!平日のお昼時12時過ぎに行ったら既に10人ほど並んでおり、その後も13時くらいまで列が途絶えることはなかったです。
住所: Amoy St, Unit #01-25 Hawker Center, Singapore 069907
営業時間: 7:00-16:00(土曜・日曜 定休)
電話番号: +65 9666 2623
料金: Beef fried dry Hor Fun SG$5.00(約545円)、大盛の場合 プラスSG$2.00(約220円)
*ちなみに、ホーカーセンターの中に入っているお店には番号が振られていることが多いので、お目当てのお店がある場合は予め番号を確認してから行くと、現地で迷うことなくお店が見つけ出せておすすめです。
チャイナタウンにもホーファンの人気店があります。、2023年ミシュランビブグルマン獲得のHor Funをぜひ!
住所: Keong Saik Rd., 4, Singapore 089110
営業時間: 12:00-14:15, 17:00-21:15(月曜 定休)
全く辛くないグルメ!Yong Tau Fu(ヨントーフ)
東南アジアのお料理はスパイスが効いているものが多く、旅行の終盤にはお腹が疲れてしまうこともあるのではないでしょうか?そんな時におすすめしたいのが、Yong Tau Fu(ヨントーフ)です。
具材とする野菜や練り物は好きにチョイスすることができ、麺の種類も選べます。
私が行ったお店のメニューはこちら。具材6ピース+麺を選びました。
このように、複数の種類の野菜や練り物の中から、お好みの具材を選んでボウルに入れます。その後、店員のおじちゃんにボウルを渡し、麺の種類を選んで会計をしました。
シンガポールは日本よりキャッシュレスが進んでいますが、このお店は現金払いのみなので要注意!屋台巡りをする場合は現金があったほうが安心です。
日本のお料理だとちゃんこ鍋のスープに近いお味です。
このままでもすごく美味しいですが、辛党の方にはチリソースを付けることもおすすめします。スープに混ぜても美味しいですし、具材に直接付けて食べるのも美味しいです。
このお店はローカルのお客さんが多かったのですが、1つ1つの具材にたっぷりチリソースを付けて食べている人もいれば、チリソースを全体にドバっとかけて、まるで蒙古タンメンのような色のスープを飲んでいる人もいました。
伺ったお店の詳細がこちら。
住所: #06-046, #06-047, Lucky Plaza, 304 Orchard Rd, Singapore 23886
営業時間: 9:00-17:00(日曜 定休)
電話番号: +65 6734 6935
料金: 具材6ピース+麺のメニュー SG$6.30(約687円)
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マリーナベイサンズ地下のキレイなフードコードでも、Yong Tau Fuが食べられます!
住所: 2 Bayfront Ave, #B2 – 49A / 50 – 53, Singapore 018972
営業時間: 8:00-22:00(月~木) 8:00-23:00(金、土)
とろとろのスープが美味!Lor Mee(ローミー)
みなさん!Lor Mee(ローミー)って聞いたことありますか?名前は聞いたことあるけど、どんな料理なのか説明はできない…って人が多いんじゃないでしょうか。
スープはとっても濃厚です。例えるのが難しいですが、八角が効いていて、バクテーのスープを思い出させる味でした。見た目のインパクトが少し強いですが、日本人には食べやすい味付けではないかと思います。
麺は縮れた平麺でした。噛み応えがあり、とても美味しくて箸が止まりません!!
具には、ほぐした白身魚、薩摩揚げ的なもの、細かく切った角煮などが入っていました。
こちらのお店は、先ほどご紹介したフォーファンのお店と同じ、Amoy Street Food Centre に入っています。
過去に地球の歩き方に乗ったことがあるらしいです!確かに美味しかったので、納得!
赤と緑の文字で書かれたホーカーセンターのロゴ付近にある階段で2階に上ると、すぐ近くにYuan Chun Famous Lor Meeのお店があるので、行かれる際はロゴを目印にしてみてください。
住所: #02-80, 7 Maxwell Rd, Amoy Street Food Centre, Singapore 069111
営業時間: 7:30-14:30(木曜・金曜 定休)
料金: SG$5.00(約545円)、トッピング追加の場合SG$6.00(約654円)
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駅チカで行きやすい!多くのシンガポール在住者が自信を持っておすすめするローミー!
住所: 51 Old Airport Rd, #01-116, Singapore 390051
営業時間: 7:00-16:00(月~日)
チキンライス…ではなくアヒル肉のDuck Rice(ダックライス)
シンガポールと言えばチキンライス!食べたことのある人も多いと思います。
では、Duck Rice(ダックライス)はどうでしょう?
また、チキンライスと比較してお肉の香りが強く、味が濃いのが特徴!
お肉は甘じょっぱく味付けされています。すき焼きのタレに少し八角のテイストを加えたような味付け。
食べ応えがありつつも柔らかい触感で、パクパクいけちゃいます。
私の行ったお店は、味付きご飯でした!少しもモチモチとした触感で、もち米に近い品種のお米が使われているのではないかと思います。
お肉もご飯も、味の濃いタレにひたひたの状態で提供されるのでかなりボリューミーに感じましたが、お腹ペコペコの状態で行ったので5分ほどで間食しました。満足度高い!
今回行ったのは、観光客にも有名なきれいめホーカー、Lau Pa Sat(ラオパサ)の中のお店です。
住所: 18 Raffles Quay, Singapore 048582
ウェブサイト(※): https://www.laupasat.sg/
料金: Classic Braised Duck Rice SG$5.00(約545円)
※お店の情報がGoogle Mapにないので、Lau Pa Satの情報を載せておきます。こちらのダックライスのお店は、Lau Pa Sat内のStreet 4の中にあります。
★その他、Duck Riceおすすめ店舗★
住所: 411 Balestier Rd, シンガポール 329930
営業時間: 10:00-19:00(水曜定休)
シンガポールの春巻き!Popiah(ポピア)
「ポピア」。なんて可愛い響きでしょう。その可愛い名前の響きの通り、Popiah(ポピア)はコロンとして見た目にも可愛い食べ物!
このように、本数単位で売っているお店が多いです。
とってもお得感のあるお値段で、物価が高いシンガポールでは有難いですね。
海老ペーストが入っているのでこのまま食べても味はするのですが、味付けは少し薄め。
中にチリを入れるかお店の人に聞かれることが多いので、辛いモノがお好みの方はお願いしましょう!揚げていないので、1本まるまる1人で食べても罪悪感が少ないですね!
Popiahはいろいろなお店で売っていますが、今回はQi Jiというレストランでテイクアウトしました。
・住所: チェーン店なので、シンガポール国内のあらゆる場所に店舗があります。
ウェブサイトに店舗情報が載っているので、是非ホテルのお近くの店舗に足を運んでみて下さいね。
・営業時間: 10:00-21:30
・ウェブサイト: https://www.qiji.com.sg/locate_us
・電話番号: +65 6283 8572
・料金: Regular Popiah SG$2.70(約294円)
★その他、Popiahおすすめ店舗★
MRTチャイナタウン駅から徒歩5分!2018年ミシュランプレートに選定されたポピアは試す価値あり!
・住所: 335 Smith St, #02-112, Singapore 050335
・営業時間: 8:00-19:00
余談ですが、Popiahに似た味の食べ物を1つご紹介!
こちらはKuay Pie Tee(クウェイ パイ ティー)という料理。ポピアとはビジュアルが違いますが、中に入っている具材は海老ペーストや大根など、Popiahと似ています。
こちらも美味しかったので、Violet Oonに行かれた際は是非食べてみてください。
シンガポール発祥のペラナカン料理レストラン、Violet Oon(バイオレット オン)でいただきました。
・住所: 2 Orchard Turn, #03-22 ION Orchard, シンガポール 238801
・営業時間: 11:30-22:00
・ウェブサイト: https://violetoon.com/
・電話番号: +65 9834 9935
・料金: SG$19.00(約2,071円)
もちもち食感の温かいデザート!Tang Yuan(タン ユエン)
ローカルフードのおすすめは、ご飯ものだけではありません!
皆さん、これは何だと思いますか?
正解は・・・
温かいスープの中に、ピーナッツや黒ゴマのペーストなどが入ったお餅のデザートです。
私が頼んだのは、Black Sesame Paste(ブラック セサミ ペースト)という黒ゴマ味のものだったので、この写真のように真っ黒なものが出てきました!笑
途中でピンク色のお餅が出てきてビックリ!かじったら、ピンク餅の中にはピーナッツのペーストが入っていました。味変ができて楽しい!!
今回行ったのはこちらのお店です。月曜日の17時頃に行ったのですが、お客さんがたくさんいました。人気店ですね!
・住所: 8 Grange Rd, #01 03, Singapore 239695
・営業時間: 11:30-23:30
・ウェブサイト: ahchewdesserts.com
・電話番号: +65 6254 8198
・料金: Black sesame paste SG$3.30(約359円)
★その他、Tan Yuanおすすめ店舗★
5種類の豊富なお餅のフレーバーあり!Ann Chin Handmade Popiahのすぐお隣、セットで寄るのはいかがでしょう?
・住所: 335 Smith St, #02-113, Singapore 050335
・営業時間: 8:00-20:00
ローカルキッズがこぞって買う!サンドアイス
最後にご紹介するのは、シンガポールでしか食べられない!?サンドイッチアイスです。
シンガポールのショッピングストリート、Orchard Road(オーチャード ロード)は有名だと思いますが、そこにアイスクリームを食パンで挟んで売っている屋台があるんです!
私が知る限り、2000年にはこの屋台があったので、少なくとも23年間はOrchard Roadでサンドアイスを売ってくれています。(歴史はもっともっと長いかもしれません!)
お値段は、SG$1.50(日本円で約163円)とお求めやすいです。
アイスクリームの種類も豊富で、食パンでなくワッフルビスケットで挟んでもらうこともできます。
「え、食パンとアイスって合うの?」
と感じている方もいらっしゃるかと思いますが、これが不思議と合うんです!
希望のアイスのフレーバーと、食パン or ワッフルビスケットをおじちゃんに伝えて、現金でお支払い。
すると、おじちゃんが冷凍庫からブロック状のアイスを取り出し、その場で食パンに挟んでくれます。
食パンの色味もパステルカラーで可愛い!
(味は普通の食パンと同じです。)
こちらの屋台は、移動式かつ営業時間が明確に決まっているわけではないのですが、平日の昼間~夕方に出没する確率が高いような気がしています。
Orchard RoadのParagon Shopping Centre(パラゴン ショッピング センター)、Takashimaya Ngee Ann City(髙島屋 ニー アン シティ)、ion Orchard(アイオン オーチャード)前あたりによく現れるので、見かけた際はぜひお試しください!
シンガポール島内、わりと至る所にあるので、見かけたら買うのがいいかも!?
まとめ:シンガポールは穴場グルメも美味しい!
以上、ローカルのみぞ知るシンガポールの穴場グルメ&デザートを紹介しました。定番のチキンライスやラクサなども美味しいですが、ぜひ今回ご紹介した穴場グルメにもチャレンジしてみて下さいね!
今回の記事で出てきたLau Pa Sat(ラオパサ)は、Duck Riceの他にもいろいろな美味しいホーカー飯が味わえます。Lau Pa Satの他のおすすめグルメについては以下の記事「ラオパサのおすすめグルメ10選」で紹介してますので、ご参考までに是非。
シンガポール中心地に位置し、観光客に人気のホーカーセンター、ラオパサ(Lau Pa Sat)。ラオパサには60以上の屋台が並び、似たような料理えお提供する屋台もあるので、どの屋台へ行ったらいいのか迷ってしまいますよね。本記事では、シ[…]
以下の動画でもシンガポールの穴場グルメを紹介しています。