シンガポールのショッピングストリート『オーチャード(Orchard)』にある老舗ホテル ヒルトン・シンガポール(Hilton)。シンガポールの中心地にある便利なロケーションですが、果たして宿泊する価値はあるのでしょうか?
ヒルトン・シンガポールを安く予約する方法
ヒルトン・シンガポールを安く予約する方法は時期により異なるため一概に言えません。複数の予約サイトで料金を比較するのがよいでしょう。
参考に、主要予約サイトの宿泊料金を記載いたします。(1泊2日)
Booking.com | エクスペディア | アゴダ | 公式 | |
料金 | $259.53 | $259.53 | $259.53 | $259.53 |
※料金は宿泊日を3月27(土)~ 28日(日)、2名、デラックスキングルームに設定した場合
※料金は税金、サービス料込みの場合(朝食は含まない)
調査時点ではどこも料金が同じとなりましたので、使い慣れているホテル予約サイトから予約するのがよいでしょう。
ヒルトン・シンガポールのレビュー&宿泊記【口コミ・評判】
それではヒルトン・シンガポールをレビューしていきましょう。部屋の雰囲気やアメニティの種類、メリット・デメリットはどうな感じなのでしょうか?詳細に書いていきます。
ヒルトン・シンガポールの場所・アクセス
ヒルトン・シンガポールは世界有数のショッピングストリート『オーチャードロード』の開始時点近辺にあります。伊勢丹、ラッキープラザ、ION、高島屋など有名モールがすべて徒歩圏にあるのは強みですが、最寄りの地下鉄駅『オーチャードMRT』からは徒歩5分ほどで意外に歩きます。
駅とホテルは地下道でつながっていないため、雨の日は濡れちゃうのでその場合はタクシーを活用しましょう。シンガポールのタクシーは日本より安く、さらにアプリを使えばすぐに見つかります。
シンガポールのタクシーは数が多く、料金も日本の半額〜1/4程度と安いため旅行中に何かとお世話になる交通手段です。しかしながら、日本のタクシーと勝手が違う部分もあり、知らないで乗車すると思わぬトラブルに発展することもあります。そこでこ[…]
ヒルトン・シンガポールの住所:581 Orchard Rd, Singapore 238883
ヒルトン・シンガポールにチェックイン
ヒルトン・シンガポールの通常のチェックイン時間は15時、チェックアウト時間は12時です。
レセプションは天井が高く、高級感がありますね!2階(と1階)はロレックスやポールスミスなど高級アパレルなどの店舗が入っているのでホテルを出ずに買い物もできちゃいます。
同じ階には朝食の会場となるホテルのレストランと『D9 Cakery』というスイーツ屋が。これまた見た目が可愛すぎるチョコやスイーツを売っているので散策するのも楽しいはず。
ヒルトン・シンガポールのデラックスキングルーム
それでは、ぼくたちの宿泊したデラックスキングルームのレビューをしていきます。
ヒルトン・シンガポールの基本情報
ベッドの大きさ | キングサイズ |
部屋の広さ | 32sqm(平方メートル) |
宿泊可能人数 | 3名 |
設備 | プール、ジム、レストラン |
料金 | S$200~ |
カードキーでドアを開けると・・・
間接照明がところどころに当てられた美しい部屋が出迎えてくれます。
ベッドはキングサイズ。大人2名+子供1名でも快適に眠られる大きさです。ちょっと逆光なので別アングルでお見せすると、
この通り!
部屋の大きさは32平方メートルなのでデスク、ベッド、ソファなど配置されていても窮屈に感じないほどの広さです。
ビジネスマンの利用も多いのでしょうか。デスクはガラス製で他のホテルより広々としており、どなたでも快適に仕事ができるでしょう。
デスクからの眺めはこの通り。部屋全体が見渡せます。
そしてこのホテル最大(?)のデメリットがこちら。
何と、電源プラグにUSB充電できる端子がないのです…!いくらホテルが古いからといって、今どきUSB充電端子がないのは致命的なデメリットかもしれません。
ちなみにベッド横にもこの通り、通常の電源プラグ差込口しかありません。部屋によってはUSB充電端子があるのかもしれませんが、ぼくたちが予約した2部屋にはありませんでした。
ちなみに、お楽しみのホテルからの眺めはこちら!
・・・はい、残念ながらヒルトン・シンガポールの眺めはあまりよくありません。
S$20ほど追加で支払えば『デラックス・プラス』という部屋が予約でき、こちらは全室高層階になります。ただ、周りの建物も高層なため、どの部屋もあまり眺めに関しては期待しないほうがよいでしょう。
眺めを重視する方はマリーナベイサンズ・ホテルかフラトンホテルが当サイトのおすすめです。
シンガポールはアジアではもちろん世界トップレベルにお金持ちの国。世界中の富裕層や旅行者が集う国際都市で、高級ホテルもたくさん存在します。マリーナベイサンズ・ホテルも眺めのいい、定番高級ホテルですが、せっかくなら他の選択肢も知りたいで[…]
ベッドの目の前にテレビがあるのですが、20インチちょっとなのでかなり小さめ。写真の通り、高さはリモコン2つ分しかありません。
入り口のドアの近くにはミニバー、ケトル、冷蔵庫などがあります。
ミニバーのラインナップはこちら。
さすが5つ星ホテル!紅茶がシンガポールの有名紅茶ブランド『TWG』です。インスタンドコーヒーもあります。
続いて、トイレを見ていきましょう。
入って真正面に便器(ウォシュレット付きでない)、右手にシンクがあります。照明の感じもあってか、正直 少し薄暗い印象です。しかも、年季が入っているのが目に見えてわかります。
決して不潔ではないのですが、築50年の歴史を感じてしまった・・・と言ったところでしょうか。
トイレの左手にはバスタブがあります。シャワーはノズル式のみで、レインシャワーはありません。
続いては気になる人は気になる、アメニティです。ソープ、ボディソープ、シャンプーはCrabtree&Evelyn社のVERBENA AND LAVENDER DE PROVENCEシリーズで統一されていました。
Crabtree&Evelynはアメリカのマサチューセッツ発祥のブランド。香水も注入されているのか、物凄く香りがよかったです。
ヒルトン・シンガポールの朝食
ヒルトン・シンガポールの朝食は1階の『OPUS BAR & GRILL』でいただきました。
店内はとにかくおしゃれ!大人な雰囲気が漂っています。
朝食メニューは
- 定番の英国風(スクランブルエッグ、ベーコン、ハッシュブラウンなど)
- ヘルシーメニュー
- アジア風
から選べたのですが、最近 健康志向なぼくはヘルシーメニューを注文。
黄身を使わないエッグホワイトのスクランブルエッグ、グリルされたトマトとマッシュルーム、ほうれん草。シンプルですが素材の旨味が感じられて美味しく食べられました!
そして滞在中は同じレストランでアフタヌーン・ティーも頼んだのですが、これもまた美味。
シンガポールでは色んなホテルに泊まりましたが、ヒルトン・シンガポールはレストランのレベルが高く感じましたね。どれも美味しくいただけました!
ヒルトン・シンガポールのプール
プールは屋上にありますが、ホテルの規模を考えると小さめです。インスタ映えも・・・すこし難しいかもしれません。
ここからオーチャード・ロードが見渡せます。
ヒルトン・シンガポールのジム
ヒルトン・シンガポールの宿泊で個人的に驚いたのがジムの充実具合!
このように、フリーウェイトエリアだけでもかなりいい設備が整っています。
これだけ清潔で設備が整っていると「シンガポール滞在中に食べすぎたかも…」という方でも安心してカロリー消費に励めますね!
ヒルトン・シンガポールはショッピングを楽しみたい人におすすめ
以上、ヒルトン・シンガポールの宿泊記&レビューをお送りしました。最後に、良かったところと残念だったところをまとめると、
デメリット(少し残念に感じたところ)
- サービスが良くない
- 全体的に古い
- プールが少し残念
メリット(良かったところ)
- 『オーチャード』という立地
- レストランで食べるご飯がおいしい
全体的に少し古いのが目に見える上、スタッフの教育があまり行き届いていない感じがしました。ただ、「オーチャードMRTから徒歩4分」という立地面での圧倒的なメリットがあります。この近辺でホテルを探している方は是非検討してみてください!