タクシーの乗り方と料金

シンガポールのタクシーは数が多く、料金も日本の半額〜1/4程度と安いため旅行中に何かとお世話になる交通手段です。

しかしながら、日本のタクシーと勝手が違う部分もあり、知らないで乗車すると思わぬトラブルに発展することもあります。そこでこの記事では、シンガポールのタクシーの乗り方、呼び方、料金、便利なアプリ、注意点などまとめてご紹介します。

ジブおじ
こんにちは!シンガポール在住YouTuberのジブおじさんが解説します。

シンガポールのタクシーの基本料金はいくら?

シンガポールのタクシーは日本と比べたら格安。東京だと初乗り料金500〜720円ですがシンガポールはなんと平均320円(4シンガポールドル)です。

  • 初乗り:S$4.05(夜はS$4.50)
  • メーター(1キロ):S$0.70(夜はS$0.78)

これだけ安いので地元民も在住日本人もよく利用します。大体どのくらいの料金がするのかというと、

  • チャンギ国際空港から市街地まで:約20ドル(1,600円ほど、乗車時間20−30分)
  • シンガポールの端から端まで:約50ドル(4,000円ほど、乗車時間40分)

 

ジブおじ
3,4人のグループで旅行している方はMRT(地下鉄)よりタクシー移動の方がコスパがよい場合もあります。
社会人グループの場合はオールタクシー移動でも財布へのダメージはさほど気にしなくていいでしょう。

タクシーの追加料金がかかる場合

しかし上記はあくまで基本料金です。支払い方法や乗車時間帯などにより料金は大きく前後します。

シンガポールのタクシーの追加料金(深夜・ピーク)

クレジットカードでの支払いは+10%の追加料金

カード支払い追加料金
NETS+$0.30
クレジットカード+10%

上記の通り、カードでの支払いは+10%の追加料金がかかります。よって、一番安く済ませられるのは現金での支払いです。

現金がない場合は、+$0.30でNETSで支払うこともできます。(NETSはEz-linkカードなどに付属しています)

ほとんどのタクシーはクレジットカード支払いができますが、一部は対応していません。タクシーに乗車する前に確認したほうが安心です。

深夜は+50%、ピークは+25%の追加料金

深夜・ピーク時間の乗車も追加料金がかかります。

追加料金詳細
ピーク時間+25%平日 6:00 – 9:30
毎日 18:00 – 23:59
深夜+50%毎日 0:00 – 05:59

時間帯別の追加料金が最も高く、深夜だと+50%も上乗せになります。タクシーで安く移動するなら、上記の時間帯を避けたほうが良いでしょう。

ピックアップ場所によっては3-の追加料金

ピックアップ場所追加料金
Singapore Expo Centre+S$2(毎日)
Central Business District(中心街)+S$3(毎日17:00-23:59)
セントーサ島+S$3(毎日)
Marina Bay Cruise Centre+S$5(7:00-11:00、その他の時間帯は+S$3)
チャンギ国際空港+S$5(金土日の17:00-23:59、それ以外の時間帯は+S$3)

最後は、ピックアップ場所によるサーチャージ。上記のエリアからタクシーを拾うと2~5ドルの追加料金を支払う必要があります。


上記の通り、支払い方法、時間帯、ピックアップ場所によっては追加料金がかかるので注意しましょう。

ジブおじ
しかしそれでも、日本より格安でタクシーが利用できるのがシンガポールの良いところです。続いて、タクシーの乗り方を解説します。

シンガポールのタクシーの乗り方&呼び方

シンガポール タクシー アプリ

シンガポールのタクシーの乗り方は簡単ですが、一部日本と異なる点もあります。

①タクシーを拾う
・流しのタクシーを拾うのは一般的ではない
・タクシー配車アプリを使えば現在地まで来てくれる

②タクシーに乗る
・日本みたいに自動でドアは開かない

③料金を支払う
・クレジットカードでの支払いや深夜の乗車は追加料金がかかる

それでは、タクシーの乗り方を順番に解説します。

①タクシーを呼ぶ(拾う)

シンガポールでは流しのタクシーを拾う(止める)のは一般的ではありません。基本的にはホテルやモールなどにあるタクシースタンドに並んで順番にタクシーに乗ります。

ただし、

  • タクシースタンドを探すのが面倒
  • タクシースタンドまで歩くのが嫌だ

という人はタクシー配車アプリを使えば現在地まで迎えに来てくれるので便利です。アプリさえダウンロードすれば誰でもタクシーを呼ぶことができます。しかも予約の段階で「料金」と「いつ頃到着するのか」がわかるので安心して利用できます。

ジブおじ
シンガポール在住のぼくは、もはやアプリでしかタクシーに乗っていません。

クレジットカード決済も追加料金なしで出来るので便利。言語が英語のみなのがネックですが、直感的に操作できるのでおすすめです。安く、楽に移動できます。

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シンガポール タクシー アプリ

タクシーは何人乗り?

シンガポールのタクシーは運転手を入れて5人乗りのため、大人数で移動するのに適しません。ですが、上記でご紹介したタクシーアプリを使えば5人以上のタクシーをアプリで呼び出せます。(通常タクシーより少し割高です)

②タクシーに乗る

タクシーが到着したら、自分でドアを開けて乗ります。日本のように自動で開くことはありません。

また、シンガポールでは後部座席でもシートベルトを着用する義務があるため忘れないようにご注意ください。無事乗ったら目的地を英語で伝えれば発進します。

日本語は通じませんが、英語は公用語のため問題なく通じます。なお、タクシー配車アプリの場合は事前に行き先をアプリで指定するので一切会話せずに済みます。

ジブおじ
シンガポールのタクシーはスピードを出す場合もありますが、基本的には安全なのでご安心ください。料金のボッタクリも厳しい罰則があるため心配しなくて大丈夫です。

③料金を支払う

シンガポールのタクシーの支払いはメーターを見て

タクシーが目的地に到着したら料金の支払いです。

前方にメーターがあるので、そちらに表示されている金額を現金・NETS・クレジットカードのいずれかで支払います。(NETSは$0.30+、クレジットカードは+10%の追加料金)

なお、冒頭で説明した通り、ピーク時間や深夜に乗車した場合は追加料金が発生します。

チップは必要?

シンガポールのタクシー運転手にチップを支払う必要はありません。運転手もチップを期待していないため、例えば支払料金が$9.80で$10払った場合、すぐに20セントのお釣りを準備し始めます。

ジブおじ
チップは気持ちなので、「あげたい!」と思ったらあげてもOK!しかし、シンガポールでは基本的に不要です。

まとめ

以上、シンガポールのタクシーの料金や乗り方について解説しました。電車(地下鉄)の乗り方バスの乗り方も合わせて読んでみてください。

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シンガポールのタクシーの支払いはメーターを見て
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